愛犬家住宅とは


【愛犬との暮らしをもっと豊かに楽しくするために、「安全」「安心」「快適」な住まいを!】をテーマに

愛犬と愛犬家の目線になって家を見つめ直すことで、みんなの笑顔が絶えない住まいづくりをご提案します。

愛犬は大切な家族の一員として私たちと同じ環境で暮らしています。もしかしたら、家族の中で最も長い時間を家の中で過ごしているのは愛犬かもしれません。しかし、愛犬は人とは違う個性の持ち主。人にとって住みやすい家が必ずしも愛犬にとって住みやすいとは限りません。

 

私たちの心をいつも豊かにしてくれる愛犬のためにも、家族がみんな「安全」「安心」「快適」に暮らせる【愛犬家住宅】をご提案させて頂いております。


 

愛犬家の「住まいの悩み」について

 

室内で愛犬と過ごす多くの愛犬家は悩みを抱えています。

 

多くのお悩みで住まうお家が人と犬が共生するのに適した機能を持たずに建築されていることを表しています。

 

犬種や体の大きさもさまざまな犬たちですが、個性や特徴を捉えて行けば改善策は

必ずあります。


 

お悩みの半数が床に関すること

 

愛犬家の皆様が抱える【床】へのお悩みは、

半数を超えており、いかに深刻化しているかが

うかがい知ることができます。

 

また、愛犬家の多くの方が専門家のアドバイスを求めておられます。

 

室内で飼育される犬たちの多くは、固くつるつると滑る床の上で一日のほとんどの時間を過ごすことになりますので、できるだけ早く対策をしてあげたいですね。

 

 


床が招くこともある足腰の疾病

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

【症状】膝蓋骨がグラグラとし、急に体をねじって膝を外側に向けた時に膝蓋骨が大腿骨下端部の「溝」から内側方向へと外れて脱臼。発症は先天性が多い。

【かかりやすい犬種】プードル・ポメラニアン・ヨークシャーテリア・チワワ・キャバリア・ジャックラッセルテリア・マルチーズ・パピヨン・パグ等の小型犬や柴犬に多い。

股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)

【症状】股関節の発育不良により骨盤部の凹みが浅く、大腿骨が絶えず抜けそうになる慢性的な亜脱臼状態に悩まされる病気のこと。最後には完全に脱臼し、ひどい変形性の関節症を引き起こすこともある。遺伝性の強い難病。

【かかりやすい犬種】シェパード・ゴールデンレトリバー・ラブラドールレトリバー・バーニーズマウンテン・ロットワイラー・セントバーナード・グレートピレニーズ等の大型犬が多い。

椎間板(ついかんばん)ヘルニア

【症状】椎間板内部の髄核(ずいかく)が飛び出し、脊髄や神経を圧迫し、麻痺や痛みを引き起こす。。ひどくなると脊椎が壊死して生涯、立ったり歩いたり、自ら排尿排便することもできなくなる。

                                                【かかりやすい犬種】ダックスフンド・ビーグル・シーズー・ヨークシャテ                   

                                                 リア・トイプードル・柴犬に多い。


すべる床による転倒やケガで多くの犬が

股関節や脊椎などに重篤な疾病を抱えて

排尿排便や歩行などの日常動作に支障が

ています。

中型~大型犬は自重の負担が大きいので膝蓋骨脱臼や股関節形成不全などにかかると日常的なサポートが必要になります。

 

すべる床は私たち人間にも大変危険です。高齢者の室内での転倒事故による死亡事故が年々増加の一途を辿っています。

 

バリアフリーによる段差の解消や手摺りの設置、滑らない床を備えることは、人も犬も安心・安全・快適な住まいにつながっていきます。

愛犬のためが、家族みんなのためになっていく理に適った考え方それが「愛犬家住宅」です。